東京都及び東京観光財団が、東京都内観光産業の支援として、国の「Go To トラベル事業」とも連携し、「都内観光促進事業」(愛称「もっと楽しもう!TokyoTokyo」略称「もっと Tokyo」)が実施されます。都民限定で一人1泊5000円の都内宿泊割引が受けられる大変お得な補助です!
割引はいつから?どこで予約できる?上限金額は?などまとめてみたいと思います。
- 都民限定都内観光促進事業とは?
- 都民限定・都内宿泊割引とGoToトラベルは併用できる?
- 都民限定・都内宿泊割引はいつから予約?いつまで?
- 都民限定・都内宿泊割引の助成金額や条件は?
- 都民限定・都内宿泊割引はどこで予約できる?
- 東京都の離島も割引の対象?
- 日帰り旅行はどんなものがあるの?
都民限定都内観光促進事業とは?
都民の都内旅行に1泊あたり5千円を補助する事業です。
■対象者
東京都民
■事業規模
40万泊(予算がなくなり次第、終了)。
■助成対象
・都内への「宿泊を伴う旅行」や「宿泊」「日帰り旅行」
・Go To トラベルに登録した宿泊事業者が直接販売を行う宿泊1泊5,000円
・旅行業者等が取り扱う「日帰り」旅行1回2,500円
注意しなければいけないのが、40万泊が上限になっています。
東京都の人口は約927万人ですので、40万泊は約4%しかカバーされないことになり、一人が複数泊することが当然予想されますので、おそらくあっという間に予算上限になると思います。年内もつかな?
都民限定・都内宿泊割引とGoToトラベルは併用できる?
旅行費用の35%を補助するGoToトラベルがすでに東京も対象になっていますが、今回の東京都の都民限定・都内宿泊割引はGoToトラベルと併用できます。
都民限定・都内宿泊割引はいつから予約?いつまで?
事業の対象になる予約開始・利用・期間は下記の通りです。
- プランの購入や宿泊予約:2020年10月23日から予約開始
- 利用期間:2020年10月24日から2021年3月31日まで
GoToトラベルは2021年2月1日までが期限なので、その辺の整合性は現状ではわかりません。
都民限定・都内宿泊割引の助成金額や条件は?
助成額は基本的に「宿泊は一人1泊5000円」「日帰り旅行は一人2500円」になります。
割引が適用される条件は下記になります。
「Go To」と併用する場合:
- 宿泊ツアー:割引前の価格で税込み9000円以上
- 宿泊のみ:割引前の価格で税込み9000円以上
- 日帰り旅行:割引前の価格で税込み4500円以上
「GoToトラベルと併用しない場合:
- 宿泊ツアー:割引前の価格で税込み6000円以上
- 宿泊のみ:適用対象外
- 日帰り旅行:割引前の価格で税込み3000円以上
GoToイートでトリキの錬金術などで話題になりましたが、助成金額よりもお得になることを防止しているようです。ただし、GoToトラベルは地域クーポンが15%もらえるので実質負担はほぼないことになりそうだ。
都民限定・都内宿泊割引はどこで予約できる?
もっとTokyoの予約先の事業者は、「旅行業者」「OTA事業者」「宿泊事業者」のいづれかになります。
宿泊のみの場合は「宿泊事業者」になります。
プリンスホテルやアパホテルなどへの直接予約のみで、GoToトラベルの対象事業者に限られるようです。
宿泊を伴う旅行は「旅行業者・OTA事業者」が予約先になります。
旅行業者はJTBや日本旅行などの旅行代理店と、OTAというオンライントラベルエージェンシーに分類されるじゃらんや楽天トラベルなどの旅行サイトから予約が対象です。
ただし、都民が都内の宿泊含む旅行ツアーというのはそれほど多くないのでないでしょうか?おそらく今回を機に専用プランなどができるのかもしれません。
東京都の離島も割引の対象?
東京都の離島も今回の都民限定割引の対象になります。
- 伊豆七島:伊豆大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島
- 小笠原群島:父島、母島など
都は合わせて都内島しょ部への観光促進として、1万円分の商品券を8千円で購入できる「しまぽ通貨」の販売を同時に始める。島しょ部の加盟店で使うことができ、1人8セットまで購入できます。
日帰り旅行はどんなものがあるの?
Gotoトラベル対象の日帰り旅行は割引前の価格で税込み4500円以上、Gotoトラベル対象外の日帰り旅行でも割引前の価格で税込み3000円以上から、一人2500円が割引されます。
4500円から35%引いてそこから2500円を割引されるので、実質500円ほどで利用できます。
どのような事業者が応募するのかはわかりませんが、おそらく下記のようなものが想定されます。いずれにせよ都内での観光が対象になります。
- 都内観光のバスツアー
- 水族館・タワーなどの入場券
- 水上バスや水陸両用バス
- マリカーなどのアクティビティ
- 遊園地利用券
- 人力車や屋形船
どのような事業者が対象になるのかは、わかり次第調べてみます。ただし、2500円の助成を下回ることはNGだと思いますので組み合わせたプランが登場するかもしれません。